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【回答率の高いテンプレート付き】イベントで失敗しないアンケート取得方法
「イベントのアンケート、何を聞けばいいか分からない」
「アンケートの回答率が低かった…なんとかしたい」
「アンケート後の活用を考えていない質問項目になっていて集計しづらい」
イベントのアンケートは簡単に考えられていることが多々ありますが、目的なくアンケートを取ると失敗しがちです。
ここではイベントで失敗しないアンケートの取得方法を解説します。効果的な設問例を含めた回答率の高いテンプレートも紹介していますので、イベントのアンケートに悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
このページの目次
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なぜイベントアンケートは失敗する?
時間をかけてイベントアンケートを制作したとしても、失敗したら時間の無駄となってしまいます。イベントアンケートが上手くいかずに悩まれている方の失敗例と解決策を、簡潔にご紹介します。
回答率が低い
アンケートにあまり回答してもらえない原因として、そもそもアンケートの存在に気づいていなかったり、回答を後回しにしてしまうことがあります。
そのため、イベントアンケートの存在をアピールする必要があるでしょう。
例えば、イベント内でアンケート記入時間を取り入れる、セッションごとにミニアンケートを用意する、などの工夫をすると効果的です。
また、イベント終了後やその翌日にお礼のメールを送る際に、再度アンケートの回答をお願いすると、ゆっくり対応できるので回答してもらいやすくなります。
情報収集にこだわってアンケート項目が多い
アンケートの回答は、ユーザーにとって手間のかかるものです。情報収集のためとはいえ、アンケート項目が多くなると疲れを感じて回答をやめてしまう人が増えてしまいます。
解決策としては、ユーザーが答えやすいように選択式のアンケートにしたり、本当に必要な情報に絞ったりして、アンケート項目が多くなりすぎない工夫をしましょう。
正確な情報収集をしたいために設問文が長い
せっかく回答しようと目を通してくれたとしても、設問文が長いためにめんどくさく感じて、離脱してしまう人がいます。
そのため、設問文は一目見てわかるように、短くわかりやすい文章を心がけましょう。
取得したあとの活用を考えていない
アンケートに回答してもらっても、もともと持っているユーザー情報との紐付けができなかったり、集計しづらかったりすると、上手く活用できません。そのため、アンケートを取得したあとに、しっかりと活用できるようにする必要があります。
アンケート準備段階からどのような情報を得たいか、どのように活用したいかを考えた項目を用意しましょう。
イベントアンケートで使えるテンプレートを紹介
実際にイベントアンケートで使えるテンプレートを、タイプ別にご紹介します。
展示会等の来場者向け
本日は当社の展示会へご参加いただき、ありがとうございました。
恐れ入りますが、以下のアンケートへのご協力をお願いいたします。
性別
□男 □女 □回答したくない
年齢
□10代 □20代 □30代 □40代 □50代 □60代〜
ご職業
□会社員 □公務員 □自営業 □アルバイト/パート □学生 □主婦
□その他[ ]
展示会をどこで知りましたか?
□テレビ □雑誌 □当社のHP □SNS(X・Instagram・Facebook・その他) □口コミ
□その他[ ]
展示会のご来場目的を教えてください。
□知りたい情報があったから □興味があったから □たまたま通りかかったから
□その他[ ]
展示会には満足されましたか?
□大変満足 □満足 □どちらとも言えない □不満 □大変不満
理由:[ ]
展示会へのご意見やご感想がありましたら、ご自由にお書きください。[ ]
ご協力ありがとうございました。
ビジネスセミナー参加者向け
本日は当社のセミナーへご参加いただき、ありがとうございました。
今後のよりよいセミナー運営のため、ぜひ以下のアンケートにご協力をお願いいたします。
会社名 [ ]
部署名 [ ]
役職 [ ]
お名前 [ ]
E-mail [ ]
本セミナーをどこで知りましたか?
□当社のHP □ネット検索 □ネット広告 □営業マンから案内 □ダイレクトメール □SNS(X・Instagram・Facebook・その他)
□その他[ ]
本セミナーに参加された理由を教えてください。
□関心のあるテーマだったから □実業務の役に立ちそうだったから □上司等に薦められたから
□その他[ ]
本セミナーには満足されましたか?
□大変満足 □満足 □どちらとも言えない □不満 □大変不満
理由:[ ]
本セミナーで期待していた情報は得られましたか?
□得られた □少し得られた □どちらとも言えない □あまり得られなかった □得られなかった
今回のセミナーへのご意見やご感想がありましたらお聞かせください。
[ ]
今後のセミナーで開催してほしいテーマやご要望がありましたらご自由にお書きください。
[ ]
ご協力ありがとうございました。
店舗イベント利用者向け
本日は当店の〇〇イベントへご参加いただき、ありがとうございました。
恐れ入りますが、以下のアンケートへのご協力をお願いいたします。
性別
□男 □女 □回答したくない
年齢
□10代 □20代 □30代 □40代 □50代 □60代〜
ご職業
□会社員 □公務員 □自営業 □アルバイト/パート □学生 □主婦
□その他[ ]
本日のイベントはどこで知りましたか?
□テレビ □雑誌 □当店のHP □SNS(X・Instagram・Facebook・その他) □口コミ
□その他[ ]
当店の利用頻度を教えてください。
□頻繁に利用している □ときどき利用している □たまに利用している □2回目 □初めて利用した
当店の価格についてはいかがですか?
□かなり安い □少し安い □普通 □少し高い □かなり高い
このようなイベントにまた参加したいと思いますか?
□思う □少し思う □どちらとも言えない □あまり思わない □思わない
理由:[ ]
当店や本日のイベントへのご意見やご感想がありましたらご自由にお書きください。
[ ]
ご協力ありがとうございました。
イベントアンケートで回答率を上げるコツ
イベントアンケートで、さらに回答率を上げるためにはどのようなことをしたら良いのでしょうか?
回答率を上げるための「4つのコツ」について解説していきます。
アンケートをシンプルに答えやすく
ユーザーが一目見てわかりやすい設問文にし、すぐに回答が思い浮かぶようなシンプルな設計にしましょう。
シンプルな設計にするためにも、情報は必要なものだけにします。
ユーザーが答えやすい設計にすることで、回答率を上げることができるでしょう。
アンケート記入の時間をしっかりとる
「なぜイベントアンケートは失敗する?」の項でもお伝えしましたが、回答率が下がる理由として、ユーザー自身ではアンケート記入のための時間をわざわざ確保しないという点があります。
そのため、主催者側がイベント終了後やセッションの合間に、アンケートを記入するための時間を設けることで、確実に回答してもらえるように取り計らうことができます。
紙かWebか、ユーザーに合わせた最適なアンケート取得方法を
イベントアンケートは、紙で配布する場合と、パソコンやスマホなどからWebで回答してもらう場合の2種類の方法があります。アンケートの取得方法は、ユーザーに合わせて変える必要があります。
紙とWeb、それぞれの特徴を簡単に説明します。
<紙アンケートの場合>
- メリット
- どの年代の人も回答しやすく、幅広い年齢層からの回答を得やすい
- デメリット
- アンケートの印刷や配布に、コストや手間がかかってしまう
- 手書き文字が読みにくい場合がある
<Webアンケートの場合>
- メリット
- 低コストで始められる
- もともと持っているユーザー情報と紐付けるなど集計しやすい
- デメリット
- 高齢者層にはパソコンやスマホの操作が難しいことがある
上記の特徴を活かして、高齢者を含めた幅広い年代の方の回答を求める場合は「紙アンケート」を利用すると効果的です。
また、ユーザーに若い世代が多い場合やコストを抑えたい場合、情報を効率的に集約したい場合には「Webアンケート」をおすすめします。
スマホにも対応する
Webアンケートの場合は、スマホから回答できるように対応するのも重要なポイントです。最近ではQRコードを投影してスマホで読み取ってもらい、その場で回答できるようなアンケートが多くなっています。
スマホさえあれば誰にでもすぐに回答してもらえるので、回答率アップが見込めます。
Googleフォームを使ったイベントアンケートの注意点
Googleフォームは無料で誰でも簡単に使えるため、イベントアンケートに利用されるケースも多いです。
Googleフォームでのメールフォームの作り方は、当ブログでも以下の記事でご紹介していますのでよろしければご覧ください。
Googleフォームは手軽に設置できるメリットはありますが、企業であつかうイベントアンケートに利用する場合は、さまざまなリスクに備える必要があります。
Googleフォームのリスクとセキュリティ対策については、以下の記事で詳しく解説していますのでぜひ参考にしてください。
また、Googleフォームはカスタマイズ性が低く、パッと見てGoogleフォームだとすぐに分かってしまうので、オリジナリティが出せず競合との差別化が図れないというデメリットもあります。
Googleフォーム以外のフォーム作成サービス
Googleフォーム以外にもクラウドサービスで提供されているフォーム作成ツールはたくさんあります。
以下の記事で、最新おすすめのフォーム作成ツールをご紹介していますので参考にしてください。
まとめ
本記事では、イベントで失敗しないアンケートの取得方法を解説しました。
イベントアンケートを行う際は、今後に役立てるために、準備段階からどのような情報を得たいか、どのように活用したいかを考え設問文を用意することが大切です。
回答率をあげるような設問文を設けることで、多くのデータを取得でき、正確な集計・分析が行なえます。集計・分析の結果は、今後のイベントの改善やビジネス戦略に活用できます。
効果的なアンケート調査とは、正確なデータ収集とそのデータを実際のビジネス戦略に活用することを意味します。アンケート調査の成功は、質の高い質問の設計、適切な対象者の選定、そして収集されたデータの有効な分析にかかっています。データドリブンなビジネス戦略では、これらのアンケート結果を活用して、市場のトレンドを把握し、顧客のニーズに応える製品やサービスを開発します。
アンケートからインサイトへ。データドリブンで切り開くビジネス戦略 | Pivot-Form(ピボットフォーム)
アンケートの回答データを最大限に活用し、ビジネス戦略を成功に導きたいと考えている方は、以下の記事で解説していますのでぜひご覧ください。
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