「お名前」「フリガナ」
「お名前」と「フリガナ」のプリセット項目では、次のような設定が可能です。
姓名を分割するか否かの指定
「お名前」や「フリガナ」の入力欄は、分割する/しないを指定することができます。
入力項目ごとに指定できますので、たとえば管理する部署やサイトが異なる複数のフォームがあり、それぞれ方針が分かれていたとしても、分割する/しないの設定を使い分けることができます。
(1)姓名を分割する
近年では、ユーザーの手間を軽減するために分割しないケースが増えていますが、「既存のフォームと同じにしたい」などの理由で分割が必要なことがあります。
また、問い合わせデータの活用時に、「姓と名どちらかだけ使用する」「姓・名ではなく名・姓の順で利用する予定がある」などの場合は、姓名を分割することをおすすめします。
(2)姓名を分割しない
姓名を分割する必要がない場合は、ユーザーの利便性を優先して分割しない設定にできます。
分割する/しないは、フォームの目的や利用シーンにあわせて判断してください。
「姓名を分割する」を選ぶ目的やシーンの一例
1.顧客管理システムなどの既存システムと連携する
フォームで取得したデータを既存システムと連携する場合は、データの整合性が重要です。
既存システムが姓名を分割しているならばフォームでも分割したほうが連携しやすくなります。
Pivot-Formでは、「CRMへのデータ連携」がカスタマイズによって可能です。
詳しくは、「CRMとの連携(フォームで受け取ったデータを直接CRMに登録)」をご覧ください。
2.分割の有無によるデータの違い
「姓名を分割する」の場合、データベースには全角スペースが登録されます。例「山田 太郎」
これに対し、分割しない場合は、全角スペースが登録されません。例「山田太郎」
既存システムとの連携に限らず、問い合わせデータの活用にあたって姓名を分割する可能性がある場合は分割をおすすめします。
間に全角スペースが含まれることにより、ダウンロードしたCSVを編集して、姓名を分けることが容易になります。
問い合わせデータの表示については、「問い合わせデータ管理機能」をご覧ください。
ラベルや説明文の指定
入力項目のラベルのほか、説明文や入力例を自由に設定できます。入力形式を具体的に指定したいときに便利です。
- 入力項目のラベル(「お名前」「Name」など)
- 説明文(「お名前をフルネームでご記入ください」「カタカナで入力してください」など)
- 入力例(「山田 太郎」「ヤマダ タロウ」など)
また、姓名を分割する場合は、姓と名それぞれの入力欄の前に表示するラベルを指定できます。例えば、「姓」「名」とせず「名字」「名前」や「Last Name」「First Name」にすることも可能です。シンプルに、2分割部分のラベル無しもできます。
エラーチェック機能
「必須」「最大文字数」のチェックといったバリデーションが可能です。
そのほか、「フリガナ」項目に対しては、漢字・数字・記号が入力された場合はエラーとみなし、エラーメッセージを表示します。